望海風斗&真彩希帆コンビのお披露目公演、とても楽しみにしていました。

歌うまコンビにワイルドホーン作曲となれば、期待せずにはいられませんでしたが…

期待以上でした!!!!!!!


すごい公演を観た!


感想はこれに尽きる。


ま、でも。

今回の公演で目立ったスターについて、書きたいw

やはり、真ん中。

だいもん。

せり上がりでの演説のソロ。

圧倒的な歌唱、魂の歌に鳥肌が立つほど興奮しました。

ただの歌うまスターとは違う、観客をねじ伏せる力のある歌が歌えるスター。
すごい!
ロベスピエールが革命に希望を持ち進む時、仲間との対峙、ボタンを掛け違えたかのように滅亡に向かう…。
ロベスピエールとしての感情がダイレクトに伝わり、観ていて辛かった…。
すごい芝居でした。ミュージカルでした。

相手役、真彩希帆。
だいもんが全力で進んでもぶつかっても振り落とされることのない実力のある娘役。
声も芝居もだいもんとの相性が良く、作品に入り込むことができました。
冒頭の、私はマリー=アンヌ…のソロでは、マリーの感情にシンクロしてしまいすでに涙が流れてました。
どの歌も素晴らしいし、感情の揺れがしっかり伝わり見事なマリー=アンヌでした。
特にマリー=アンヌが絶望から希望を持ち始めるデュエットの素晴らしさ!2人の声が溶け合っていくようでした。
あぁ、だいもんには真彩希帆しか考えられない!
素晴らしい娘役。


そして。
サン=ジュストの朝美絢。
月組育ちのあーさがどう雪組で輝くか楽しみにしていましたが…だいもんとの芝居の相性がとっても良くて、ゾクゾクするほど純粋すぎるサン=ジュストでした。
あーさ演じるサン=ジュストの目のキラキラはすべてロベスピエールに向けられていて、ロベスピエールが破滅に向かう道程でも彼はキラキラ満面の笑みで…。
この対比によって、ロベスピエールのつらさが際立ち、涙が溢れましたー。
あと、あーさってこんなに歌えた?冒頭の歌でびっくりしました。迫力ある歌唱のできる男役…。月組では埋もれてたのかな?(月組あんまり観ないもんで…)


それと。
彩風咲奈…。
やっぱりスタイルいいわ!
足長いし、目立つスタイル。
歌はそこそこ歌えているのに、トップコンビがあまりにもうますぎて物足りなく感じる…。声にもっと艶が出るといい男役になるのに!
頑張ってほしい!!


この公演、もっと掘り下げてほしいところがたくさん。
マクシム、ダントン、カミーユの友情とか、
マクシムの唯一の家族である妹と弟との関係とか、
マリー=アンヌに対する感情の変化とか、
もっと深く掘り下げて、一本物にしたら良かったのに!

脚本は駆け足な気もしますが、
トップコンビの歌唱力と
ワイルドホーンの曲と
だいもん、きいちゃん、さきな、あーさ、コマさん、みちるちゃん、なぎしょーたちの芝居で素晴らしい作品、ミュージカルになっていました!

私はあと数回観に行きます。
変化が楽しみです!